離れて暮らす親の一人暮らしが心配…訪問介護でできる支え方 2026 9/15 column ※本記事は2026年9月時点の制度情報に基づいています。 帰省したとき、冷蔵庫に同じ食材ばかりが並んでいた。部屋の隅にほこりがたまっていた。電話の声は元気なのに、暮らしの細部に小さな変化が見える——。 離れて暮らす親を持つ方が「そろそろ何か考えたほうがいいのかもしれない」と感じるのは、こうした瞬間が多いようです。 この記事では、一人暮らしの親を自宅で支える選択肢として、訪問介護のしくみを説明します。離れて暮らす家族ができる手続きや、親が乗り気でないときの向き合い方まで扱います。 この記事の要点 一人暮らしの親の暮らしは、訪問介護で「自宅のまま」支えられる 要介護認定の申請は、離れて暮らす家族でもできる 同居だけが支える形ではない。制度を組み合わせて、離れたまま支えられる 目次一人暮らしの親、どんな変化に気づいたら相談どき? 食事・掃除・買い物など、暮らしの変化がサインです。気づいたときが相談のタイミングです。 暮らしの変化に表れるサイン 冷蔵庫の中身が偏る。賞味期限切れが増える 掃除が行き届かなくなる。同じ服を着続けている 買い物や通院など、外に出る回数が減る 郵便物や新聞がたまっている。薬の飲み残しが目につく こうした変化は、本人の口から語られないことがほとんどです。帰省や電話の機会に、暮らしの様子に目を向けてみてください。 「まだ大丈夫」と「そろそろ」のあいだで 判断に迷う時期こそ、相談に向いた時期です。介護保険の相談は、介護が始まってからでなくて構いません。 状況を聞いてもらうだけでも、次に何を見ればよいかが分かります。 訪問介護とは?一人暮らしの親を自宅のまま支えるサービス 訪問介護とは、ヘルパーが自宅を訪問し、暮らしを支える介護保険のサービスです。住み慣れた家を離れずに支援を受けられます。 訪問介護でできること 内容は大きくふたつです。食事・排泄・入浴などの介助を行う「身体介護」と、掃除・洗濯・調理・買い物などを行う「生活援助」です。(出典:厚生労働省「介護サービス情報公表システム」) 頼める範囲の詳しいルールは、訪問介護で頼めること・頼めないこと|断られる理由と3つの見分け方で説明しています。 一人暮らしの方に多い使い方 一人暮らしの方では、買い物・調理・掃除といった生活援助から始まる例が目立ちます。 決まった曜日にヘルパーが入ることで、暮らしの変化に気づきやすくなるという面もあります。 離れて暮らしていても手続きできる?要介護認定の申請 できます。申請は本人だけでなく家族も行えます。地域包括支援センターなどによる代行も認められています。 家族による申請と、窓口による代行 要介護認定の申請は、本人または家族が行えます。 窓口に行くのが難しい場合は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業者に申請を代行してもらうこともできます。 郵送での申請を受け付けている自治体もあります。 遠方から進めるときの段取り まず、親が住む地域を担当する地域包括支援センターに電話で相談します。 申請すると、調査員が自宅を訪ねて心身の状況を聞き取る「認定調査」が行われます。 調査の日程は、帰省に合わせて調整できないか相談してみてください。家族が同席すると、日頃の様子を伝えられます。 足立区での申請の流れ 足立区での申請から利用開始までの流れは、足立区で訪問介護を利用するには?申請から利用開始までの流れで詳しく説明しています。 費用のしくみ|自己負担は所得に応じて1〜3割 訪問介護は介護保険のサービスです。自己負担は所得に応じて1〜3割です。 介護保険で利用できる 要介護1〜5の認定を受けた方が対象です。要支援の方は、市区町村が行う総合事業の訪問型サービスが対象になります。 正確な金額はケアプランの段階で 金額は要介護度・利用時間・回数・地域によって変わります。 ケアプランを作る段階で、ケアマネジャーや事業所に見積もりを確認してください。 足立区での自己負担額の目安は、訪問介護の費用は月いくら?足立区の自己負担額と週2回・週3回の目安で詳しく説明しています。 親が「まだいらない」と言ったら? 無理に進める必要はありません。気が進まない理由をほぐしながら、小さく始める方法があります。 気が進まない理由の中身 「他人を家に入れたくない」「年寄り扱いされたくない」「お金がかかるのでは」。理由は人それぞれです。 理由が分かると、打つ手も変わります。まず、どこに引っかかっているのかを聞いてみてください。 小さく始める方法 最初は掃除や買い物など、短い時間の生活援助から始める方法があります。 「あなたのため」より「私が心配だから」と伝えたほうが、受け入れやすいという方もいます。 顔なじみの関係ができると、困りごとを伝えやすくなります。そのうえで、必要な支援をケアプランで少しずつ増やしていけます。 本人の気持ちを置き去りにしない 決めるのは本人です。家族が先回りしすぎると、かえって心を閉ざしてしまうことがあります。 迷ったら、ケアマネジャーや地域包括支援センターに「親が乗り気でない」と、そのまま相談して構いません。伝え方から一緒に考えてもらえます。 同居だけが答えではない|離れたまま支える形 支える形は同居だけではありません。制度と地域の力を組み合わせれば、離れたまま支え続けられます。 「そばにいられない」と感じている方へ 仕事や家庭があり、同居や頻繁な帰省は難しい。そのことに引け目を感じる方は少なくありません。 けれど、介護保険は、家族が近くにいなくても本人の暮らしを支えるための制度です。制度を使うことも、支えることのひとつの形です。 離れていてもできること 定期的な電話で、暮らしの様子を聞く ケアマネジャーとの連絡窓口になり、情報を共有する 帰省の機会に、通院の付き添いや手続きをまとめて行う きょうだいや親族がいる場合は、連絡窓口・帰省・費用の管理など、役割を分ける方法があります。一人で抱え込まないことが、続けるための条件です。 仕事を辞める前に、相談を 親の介護のために離職を考える方もいます。ただ、収入と生活の基盤を失うと、支える側の暮らしが立ちゆかなくなることがあります。 介護休業や介護休暇などの制度は、勤務先の窓口で確認できます。働き方を保ったまま支える形を、ケアマネジャーや地域包括支援センターと一緒に探すことをお勧めします。 足立区・葛飾区で一人暮らしの親を支える|コスモスの訪問介護 迷ったら、親が住む地域の窓口へ。足立区・葛飾区なら、介護ステーションコスモスにもご相談いただけます。 相談の入口 すでにケアマネジャーがいる場合は、ケアマネジャーへ相談してください。 まだ介護保険を使っていない場合は、親の住まいを担当する地域包括支援センターが入口になります。 介護ステーションコスモス 介護ステーションコスモスは、2005年の創業から足立区・葛飾区で訪問介護を行ってきた事業所です。 地域の中で暮らしを支える体制を大切にしています。 ご家族が区外にお住まいの場合のご相談も受け付けています。受付時間は月〜土9:00〜18:00です。 よくある質問 離れて住む家族でも、申請や相談はできますか? できます。要介護認定の申請は家族が行えます。地域包括支援センターなどによる代行や、電話での相談も可能です。 一人暮らしでも、訪問介護だけで生活を続けられますか? 状態によります。訪問介護を軸に、デイサービスなど他のサービスを組み合わせるのが一般的です。組み合わせはケアマネジャーがケアプランで設計します。 親がサービスの利用を嫌がっています。どう進めればいいですか? 無理に進める必要はありません。短時間の生活援助から小さく始めるといった方法があります。ケアマネジャーに伝え方から相談できます。 要支援と言われました。訪問介護を利用できますか? 要支援の方は、市区町村が行う総合事業の訪問型サービスでの利用になります。 まとめ|離れていても、支える方法はある 一人暮らしの親の暮らしは、訪問介護で自宅のまま支えられます。 要介護認定の申請は家族でもでき、離れたままでも手続きは進められます。 同居だけが支える形ではありません。制度と地域の力を借りることも、家族の役割のひとつです。 気になる変化があったら、親が住む地域の窓口か、地域の事業所に相談してみてください。 足立区・葛飾区の訪問介護のご相談 「親に何が必要か、まだ分からない」という段階のご相談も承ります。ご家族からのお問い合わせも受け付けています。 お問い合わせフォームへ お電話でも受け付けています03-5697-5440受付:月曜から土曜の9時から18時 介護ステーションコスモスでは、一緒に働くスタッフを募集しています。 採用情報を見る 参考資料 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」どんなサービスがあるの?(訪問介護)https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group2.html 厚生労働省「介護サービスの利用のしかた」https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/08.pdf column よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました!